横浜市によると4月2日、公益財団法人木原記念横浜生命科学振興財団が横浜市「LIP.横浜 中小・ベンチャー企業等支援補助事業」において、みなとみらいに健康・医療関連ベンチャー支援拠点「LIP. YOKOHAMA BIBLIO(ビブリオ)」を4月1日に開設したことを発表した。
場所はオーシャンゲートみなとみらい内のWeWorkに開設。 健康・医療分野の研究開発やビジネスに携わる中小・ベンチャー企業、研究機関、大学等すべてを利用対象者として、論文検索や研究開発情報の調査をするためのオンラインツールの活用の支援、 健康・医療関連の研究に関する書籍や雑誌、市場調査レポート等の閲覧、セミナーや勉強会、交流会等の開催を行う。事前予約が必要となるが、医薬品の開発や薬機法に詳しい製薬会社出身のコーディネーターによる研究やビジネスに関する相談や製薬会社出身の弁理士等による知的財産に関する相談も行う。さらにはサンディエゴの起業家支援機関「CONNECT」と連携したプログラムの実施支援も行う。

当施設はWeWorkオーシャンゲートみなとみらい内に2つ分の専用区画(プライベートオフィス)を設けオンラインツール用のPCや医学書などを設置しています。LIP.横浜※の趣旨に沿う内容であれば打合せスペース など WeWork 内の共有機能も利用可能とのことです。
※LIP.横浜とは
横浜から、健康・医療分野のイノベーションを持続的に創出していくことを目的とし、産学官金が連携して取り組むためのプラットフォーム

みなとみらいでは資生堂やソニーなどが開発拠点を開設することを発表するなど、研究開発拠点の集積が続きます。このたび、健康・医療関連のベンチャー支援拠点が整備されることで関連産業の集積が期待されます。
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