みなとみらい中央地区62街区、公募を開始!

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横浜市は10月17日、みなとみらい中央地区62街区の開発事業者の公募を開始しました。

62街区の概要

62街区の案内図(出典:横浜市HP)

62街区は、みなとみらい中央地区においてほぼ北端の街区で、帷子川の河口付近に所在する街区です。南側は「ブルーハーバータワー みなとみらい」、「オーケーみなとみらい店」が存し、西側はケン・コーポレーションによる「Kアリーナプロジェクト」が計画されています。

【概要】
所在:横浜市西区みなとみらい六丁目3番2外4筆
面積:計22,188.34㎡(うち、護岸背後の1,191.17㎡は貸付)
用途地域:商業地域(80%、400%)
高さ制限:最高限度60m
処分価格:(価格)12,369,432,847円(589,100円/㎡)
     (定借)月額1,607円/㎡
※上記金額は時点修正等で変更の可能性があります。
※このほか、護岸背後部分は別途月額220円/㎡で貸付

現在の状況(2019年10月20日)

奥の緑色部分が62街区、手前の盛土している部分はKアリーナプロジェクトの敷地です。
高島水際線公園からの写真。
同じ場所から護岸部分。護岸から5m以内は貸付のみです。
みなとみらい橋から撮影。奥はベイクォーターからポートサイド地区。
みなとみらい橋から。手前はシーバスが通る運河です。

開発の条件

開発に当たっては、既に決定している60・61街区との親和性のあり、相乗効果が見込めるような計画が求められています。そのため、横浜市が公表している募集要項によれば、隣接街区と歩行者用デッキでつながることが求められています。
また、用途については、「文化、商業、業務施設等とし、「展示、観覧又は体験機能の用に供する集客施設(以下「展示等集客施設」という。)」の建築敷地面積が開発区域面積の 25%以上を占めること」とされています。

前回の公募の結果

当該区は去年、既に公募が行われており、2件の提案がありましたが事業予定者決定には至らなかった経緯があります。前回の公募と提案の内容は以下の通りです。


【公募の内容(前回)】
処分価格:(価格)10,649,764,624円(507,200円/㎡)
今回の処分価格は、前回比で+16.0%となっています。


【提案内容(前回)】
1件目は、ホテルや温浴施設、商業施設の計画、2件目はホテル、テーマ型フードマーケット及びグローバ ルクオリティの高級クラブの計画です。2件目のホテルはラグジュアリーホテル&ホテルレジデンスとのことなので、分譲型を計画していたのかもしれませんね。
いずれも事業・運営計画、施設計画の面で不明確な点が多く不採択となりましたが、実現していたらエンタメ性の高い施設となったものと思われます。

今後のスケジュール

提案は来年の1月31日まで受け付けています。その後審査が行われ、4月~5月ごろに事業予定者を決定する予定です。
周辺開発も進んでいるので、今回は事業予定者が決定するといいですね!

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