56-1街区(仮称)京急グループ本社ビル(2019年4月27日時点)

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みなとみらい56-1街区で建設が進められている「(仮称)京急グループ本社ビル(以下、京急新本社ビル)」の現地を見てきました。

場所は横浜市西区高島1丁目、とちのき通り西交差点に面した角地で、面積は約3,642㎡(事業者決定時記者発表に記載面積)の敷地です。

北東側から撮影

建物はほぼ頂上地点まで到達しているようです。建物はRC・S造地下1階付地上18階建、延べ床面積約25,832㎡、高さ約85.6mの規模です。完成後はグループ企業の本社を集約し、約1,200人が働く事務所ビルとして使用されます。
隣の資生堂グローバルイノベーションセンター・S/PARKのビルは地上16階建、延べ床面積約58,000㎡、高さ約78.0mと、京急新本社ビルよりも延べ床面積の面では大きな規模なのですが、高さや横幅の分、約7~8m以上の高さの差を感じさせます。

歩道橋新設のお知らせ看板と現在の歩道橋建設状況の写真です。
見た目には結構出来上がってきていました。完成すると、日産本社ビルから京急新本社ビル、横浜グランゲート、富士ゼロックスR&Dスクエアと3方向に歩道橋が分かれます。日産本社を抜けてJR横浜駅改札までは最短で徒歩で約7~8分程度になるでしょうか。
なお、工事発注者は「京浜急行電鉄株式会社」との記載になっています。

建設現場は、仮囲いや写真のような足場などに京急の車両が見られ、京急アピールが強い現場になっています。完成後は1階に「(仮称)京急ミュージアム」も設置されますので、その宣伝の一環もあるかもしれません。

北西側から撮影

エントランスとは反対側になる方向からの写真です。表側と違って大部分が足場でまだ完成形が見えない状態です。中央部分に曲線のブレースが見えますが、おそらく足場用かと思われますので、完成時には上層階のような外観が見えることになると思います。

建物西面上層部
すずかけ通り西交差点あたりから撮影

再び表面の写真です。今度は上層階にズームしてみました。右上角部分に黒い8つの突起が見えますが、完成予想図等から予想するに、ここに「KEIKYU」の企業ロゴが掲げられるものと推測されます。この周辺は日産、ソニー、富士ゼロックス、資生堂など、見上げれば大企業のロゴが見えるようになりますね。

ランドマークタワーから撮影

ランドマークタワーからの写真です。一昔前は更地が多かったのですが、この周辺も大分様変わりしましたね。

建築計画のお知らせ看板

建築計画のお知らせ看板です。建築敷地面積が上記の事業者決定時の記者発表に記載のあった面積よりも約1,040㎡程度少なくなっています。これはおそらくみなとみらい線新高島駅の地上出口や地下駅舎構造物等が干渉する部分を敷地面積に入れていないからと思われます。google mapでそれらを除いて概則してみるとお知らせ看板に記載面積に近い数字になります。

公募売却時の価格は約30.6億円(単価@840,482円/㎡)でした。建築敷地面積だけで単価を計算すると@1,175,536円/㎡となりますね。

最後に、敷地西側のJRの貨物船の写真です。公募募集要項でも当該地は対象範囲に入っていませんでしたので、今も手つかずになっています。58街区の開発に含まれるのかと思いきや、こちらも範囲には入っていないので、今後もこのまま残るのでしょうか?周辺の開発進捗と合わせて気になるところです。

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