清水建設がみなとみらい54街区で開発している横浜グランゲートですが、2019年4月27日現在で「SONY」の屋上サインが設置されていました。

横浜グランゲートは、横浜市西区みなとみらい5丁目に清水建設が建設している開発面積約13,504㎡、S造地上18階建て、延床面積約100,000㎡のオフィスビルです。開発事業者公募時点の土地のは約109億円(単価:約806千円/㎡)、総投資額は各種報道によれば約550億円とされています。

当ビルは昨年11月頃に、写真映像機器の開発、製造、販売を行うソニーの子会社である「ソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズ(株)、略称SIPS」がオフィス全フロアを賃借するニュースが出ており、竣工後は同社の本社ビルとして約3,000人の従業員が通うことになります。

建物外観はほぼ完成しており、現在は屋上塔屋部分の工事を行っているようでした。


開発事業と建築計画のお知らせ看板では土地に関する面積が約2,000㎡ほど違いますが、これは現在のみなとみらい線新高島駅周辺の部分が建築の敷地面積に組み込まれていないためのようです。

敷地はやや周りの道路部分から低いところが多いようで、日産本社方面の交差点から地上を使って来る場合には階段・スロープで1.5mほど下がることになります。現在、日産から伸びるペデストリアンデッキはそのまま直線方向に伸びて横浜グランゲートに到着します。変更後と書かれた土地利用計画図では、53街区方面に伸びるデッキが消えており、そちら方向にどう繋がるかは現段階では分かりません。53街区のイメージパースなどから、デッキが繋がらないことはないと思いますので、一旦建物内に食い込んで、敷地の南辺東より辺りで接続するようになるのでしょうか?

デッキからの写真です。下の掘り込まれている部分ではデッキ基礎が作られているようです。2階部分にコンクリート立ち上がりのような部分が見えますが、ここでデッキと接続されそうです。

車両はこちらから進入します。ガラスの外壁でない部分はおそらく立体駐車場です。こちらから見るとなんとなくゲーム機っぽく見えて、いかにもソニーのビルって感じがしてきませんか?(私だけですか?)

そごう横浜店からの写真です。左から「FUJI XEROX」、「SONY」、「NISSAN」と大企業のロゴが並びます。最近は企業の神奈川移転・横浜移転が多く聞こえてきますので、この調子で残りの街区も埋まってくれるといいですね!
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