オリックス不動産投資法人、2019年度2月期決算を発表、横浜市内3物件

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オリックス不動産投資法人は2019年4月18日、2019年2月期(第34期)の決算を発表した。

決算短信

公表した決算短信によれば、営業収益は24,052百万円(対前期比+1.3%)、営業利益は10,578百万円(同▲4.9%)、経常利益は9,178百万円(同▲4.8%)、当期純利益は9,164百万円(同▲4.8%)となりました。

オリックス不動産投資法人_横浜市内保有物件一覧

同投資法人が保有する横浜市内の物件はホテル1件、商業施設1件、底地1件の計3物件です。取得価格の大きい順に、「クロスゲート(15,040百万円)」 、「テックランド戸塚店(底地)(6,020百万円)」 、 「aune港北(4,000百万円)」となっています。

クロスゲート

「クロスゲート」は、横浜市中区桜木町1丁目に所在する店舗とホテルで構成される複合施設です。敷地面積や約3,337㎡、延床面積約34,433㎡、S・SRC造地下2階付地上25階建て、2000年9月築の物件です。同投資法人は敷地・建物を単独所有しています。取得価格は15,040百万円と、期末時点におけるポートフォリオ内では7番目に大きな金額になっています。中高層階は横浜桜木町ワシントンホテルになっており、553室の客室と直営料飲店舗、宴会場4室、会議室3室を構えています。決算資料をあさりましたが、契約形態は固定賃料なのか変動賃料なのか、はたまた運営委託なのかなどの詳細は不明でした。低層階は居酒屋、飲食店がメインの商業施設になっています。駅近ということもあって、みなとみらい主要エリアとは反対方向にありますが人が吸い込まれていくところをよく見かけます。2019年2月期末時点の鑑定評価額は18,600百万円となっています。

横浜市内ポートフォリオ全体としては取得価額25,060百万円に対して2019年2月期末鑑定評価額は28,910百万円と+約15.4%となっています。「テックランド戸塚店(底地)」のみ期末鑑定評価額が取得価額を下回っていますが、当物件は事業用定期借地権の付着した底地なので、評価上、時の経過とともに段々と減価されていく特性をもつ物件と思われます。

オリックス不動産投資法人
クロスゲート

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