Oneリート、2019年度2月期決算を発表、横浜市内2物件

スポンサーリンク

Oneリート投資法人は2019年4月15日、2019年2月期(第11期)の決算を発表した。

決算短信

公表した決算短信によれば、営業収益は3,870百万円(対前期比+12.5%)、営業利益は1,941百万円(同+16.4%)、経常利益は1,679百万円(同+15.7%)、当期純利益は1,679百万円(同+19.4%)となりました。

Oneリート投資法人 横浜市内保有物件一覧(2019年2月末時点)

同投資法人が保有する横浜市内の物件はオフィス2件で、横浜市西区に所在する「ONEST横浜西口ビル」と同市港北区の「クレシェンドビル」の2棟があります。

ONEST横浜西口ビル 出典:Oneリート投資法人HP

「ONEST横浜西口ビル」は、西区北幸2丁目に所在する店舗付事務所ビルです。敷地面積は約1,079㎡、延床面積約5,649㎡、地下1階付地上8階建の規模です。竣工は1983年と築30年を超えますが、エントランス部分がきれいになっていることからあまり見た目からは築年は感じられません。
2019年2月末までは「横浜APビル」の名称で運用されていましたが、同投資法人のブランディングの一環として名称変更が図られました。ちなみに「ONEST」は「オネスト」と読むそうです。2019年2月期末時点の鑑定評価額は3,800百万円、10テナントで100%稼働となっているとのことです。

クレシェンドビル 出典:Oneリート投資法人HP

こちらは港北区に所在する「クレシェンドビル」です。ビル名称からはどこにあるビルなのか分かりませんが、新横浜エリアにあるビルです。敷地面積約705㎡、延床面積は約5,535㎡とほぼ「ONEST横浜西口ビル」と同程度、1987年竣工の地下1階付地上9階建の事務所ビルです。同投資法人が2018年9月3日に取得価額2,466百万円で取得したビルです。アリーナ通りに面し、周辺は居酒屋ビルも多く見られるため、昼食や飲み会等に苦労しない立地になっています。新横浜エリアは近年需要が堅調なようで、三鬼商事㈱のオフィスマーケットデータ(2019年3月時点)で新横浜地区の平均空室率は1.75%と5年前(2014年3月時点)の12.06%に比べると大幅にビジネス環境が好転しています(ソースは末尾にURLを貼付)。
2019年2月期末時点の鑑定評価額は2,500百万円、31テナントで100%稼働となっているとのことです。

最新の鑑定利回りは、両物件ともに前期比横ばいとなっています(「クレシェンドビル」については取得時点との比較)。

Oneリート投資法人
ONEST横浜西口ビル(旧横浜APビル)
クレシェンドビル
三鬼商事㈱オフィスマーケットデータ横浜ビジネス地区

Follow me!

コメント