日本リテールファンド投資法人、2019年2月期決算を発表、横浜市内4物件

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決算短信

公表した決算短信によれば、営業収益は30,680百万円(対前期比▲6.1%)、営業利益は13,103百万円(対前期比▲5.5%)、経常利益は11,105百万円(対前期比▲4.6%)、当期純利益は11,105百万円(対前期比▲4.6%)となりました。

日本リテールファンド投資法人 横浜市内保有物件一覧(ポートフォリオ一覧より作成)

同投資法人が保有する横浜市内の物件は、商業施設が4件です。日本リテールファンド投資法人は商業施設特化型のリートなので、保有物件は基本的には商業施設です。「Gビル+地名+数字」のビルを見かけたら大体同投資法人の保有物件ですね。

東戸塚オーロラシティ 出典:日本リテールファンド投資法人HP

同投資法人が保有する横浜市内の物件のうち、一番金額の高い部県は写真の「東戸塚オーロラシティ」です。同物件は1999年に東戸塚駅直結で建設された複合商業施設です。延べ床面積約15万㎡、賃貸可能面積は約10.9万㎡と比較的規模の大きな商業施設となっています。日本リテールファンド投資法人のHPによれば、期末のテナントは4テナントで、西武百貨店、イオンが主要テナントとなっています。写真を見る限り、4以上のテナントがいるようなので、西武百貨店やイオン等から転借を受けているものと思われます。なお期末時点の鑑定評価額は434億円になっています。

MARINE & WALK YOKOHAMA

2番目に金額が大きいのが写真の「MARINE & WALK YOKOHAMA」です。みなとみらいの新港地区にあり、Ron HermanやPEANUTS DINERなどが入っています。写真の建物右下部分には日本初のエンジェルウィングスで、観光客の撮影スポットとなっています。撮影した当日も多くの観光客でにぎわい、列を成すほどの盛況ぶりでした。

横浜市内保有物件全体でみると、今期は取得価額総額70,730百万円に対して期末鑑定評価額は65,330百万円と取得時に比べて▲7.6%となっています。東戸塚オーロラシティ以外、横ばいまたは上昇となっているので、同物件のインパクトが大きいことが見受けられます。

還元利回りでは「ラウンドワン横浜西口店」が▲0.1%となった以外は、他の物件は横ばいとなっています。

日本リテールファンド投資法人
東戸塚オーロラシティ
MARINE & WALK YOKOHAMA

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