飛鳥Ⅱを運行する郵船クルーズは、2019年4月12日、横浜港大さん橋国際客船ターミナル内に「アスカラウンジ」をオープンしました。
「アスカラウンジ」は飛鳥Ⅱ乗船受付前の待合所として利用されるもので、上級客室カテゴリーのSロイヤルスイート、Aアスカスイートの利用者およびアルバトロスソサエティプラチナメンバー(飛鳥クルーズ累計1,000泊以上の利用者)が利用できます。
内装はブランを基調とし、木目調のテーブル、椅子が配置されています。
座席数は70席で、乗船までの間に飲み物が楽しめるとのことです。
郵船クルーズによれば、今回の「アスカラウンジ」は国交省が平成29年に創設した官民連携による国際クルーズ拠点形成の制度に基づくもので、その完成の第一号となるとのことです。
横浜港は2014年まで客船寄港数で1位をキープしていましたが、近年はアジア発クルーズを取り込んだ博多港、那覇港、長崎港に差をつけられています。ただ、表中に記載はありませんが、日本船社による寄港数ではまだまだ上位にいますので、今後も横浜港を母港とする飛鳥Ⅱには頑張っていただきたいものです。
クルーズ船には乗ったことはないのですが、イベントなどで大さん橋ホールにはよく行きます。2階の出入国ロビーは、大型客船の入出港の際には大賑わいとなり、あの広い空間にも関わらず所狭しと人がいる状態になっているのをよく見受けるので、こういった専用ラウンジがあるとより旅の質が上がってクルーズが身近になるものと思われます。
■リリース(郵船クルーズ)
■2018年の訪日クルーズ旅客数とクルーズ船の寄港回数(速報値)(国土交通省)
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