客席設置開始、Kアリーナプロジェクト

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㈱ケン・コーポレーションが建設を進めている「Kアリーナプロジェクト」のアリーナ部分に客席の土台が設置されました。

Kアリーナプロジェクト

Kアリーナプロジェクトは、みなとみらい60・61街区でケン・コーポレーションが事業主となって、オフィス、ホテル、アリーナの開発を行うプロジェクトです。ケン・コーポレーションは外国人向けの高級賃貸仲介に強みを持つ不動産会社ですが、近年は開発にも力を入れており、横浜ではハイアットリージェンシー横浜やみなとみらいセンタービルの開発実績があります。

Kアリーナプロジェクトは、2017年11月に事業予定者が決定し、2020年8月に着工しました。建設の概要は以下の通りです。

【概要】
名称:(仮称)Kアリーナプロジェクト建設工事
所在:横浜市西区みなとみらい六丁目2番2ほか
用途:観覧場・ホテル・オフィス・駐車場
敷地面積:31,793.97㎡
建築面積:27,600.00㎡
延べ面積:119,300.00㎡※
高さ:99.87㎡
構造・規模:S造(一部RC造+SRC造)、地上28階建
竣工予定:2023年10月
事業主:株式会社ケン・コーポレーション
施工者:鹿島建設株式会社
※各棟の延床面積はアリーナ約49,000㎡、ホテル約35,000㎡、オフィス約28,000㎡

プレスリリース
国土交通省プレスリリース

建築計画のお知らせ看板
都市景観形成行為のお知らせ看板

敷地は東西に長く、北東側に膨らむ形状をしています。この形状を生かしてアリーナは東よりに配置、残りの西側に横浜駅側からオフィス、ホテルの順で建つ配置になっています。現在は横浜駅からは日産本社ビルを経由して富士ゼロックスR&Dスクエアの南側を通ってくるルートしかないため、結構時間がかかる印象ですが、将来的には帷子川沿いの公園からJR貨物船の上を通る跨線橋が整備され、徒歩9分に短縮されるようです。

出典:ケン・コーポレーションHP
出典:ケン・コーポレーションHP

完成時のパースは上の通りです。
アリーナは約2万席の規模でぴあアリーナMMの約2倍の規模です。延べ床面積は国交省の資料からは約49,000㎡となり、世界最大級の音楽アリーナを謳っています。
ホテル部分の客室数340室になります。ケン・コーポレーションHPやプレスリリースにはインターナショナルブランドを整備、と記載されているのですが、どのブランドが来るかは未発表です。延べ床面積は約35,000㎡、容積対象面積で約29,000㎡ですので、ホテルの廊下等の共用部分を抜いても一部屋当たりの面積は比較的大きいものになると計算されます。個人的な試算では40㎡後半になるのではないかと推測しています。ケン・コーポレーションはグループ内にプレミアホテルを抱え、またハイアットリージェンシー横浜の開発主を開発するなど、マルチブランドでホテル経営のノウハウを持っています。プレミアブランドなのか、ハイアットの別ブランドとなるのか、今後の発表が待たれます。

現地の様子

JR横浜タワーのうみそらデッキからの写真です。直線距離では約700m程度なので、横浜駅から歩いて行ける距離になります。

高島中央公園からの敷地全体を映した写真です。敷地東側にアリーナが建築されています。今はまだ鉄骨等は見えませんが、その左側(西側)にホテル、オフィスが建築されます。

とちのき通りからの写真です。だんだんとアリーナの外観ができてきました。

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62街区側からの写真です。おそらく、下が2階席、上が3階席かと思われます。既に客席の土台部分が設置されています。今後、外観が仕上がったのちに客席などが設置されるのでしょうか。

帷子川側からの写真です。資材の搬入路になっているのか、こちら側は外壁となる鉄骨の進捗が他の面に比べて遅いですね。

JR貨物線を跨ぐ歩道橋からの写真です。アリーナなので階高が高いですね。

ホテル、オフィス棟の建つ部分の写真です。基礎工事中のようですが、アリーナ棟の進捗の速さが目立ちます。

先ほどの写真の資材部分にフォーカスl。どこの部分に使用される資材でしょうか?SRC?

竣工は2023年10月で、世界的にはコロナも治まってる頃かと思われます。ぴあアリーナMMの初利用はゆずでしたが、こちらは誰になるのでしょうか。

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