横浜市及び京浜急行電鉄は4月8日、2019年4月20日から横浜・みなとみらい地区の都心臨海部を周遊する2階建てオープントップバス「KEIKYU OPEN TOP BUS横浜」の運行を開始すると発表しました。
横浜市では、横浜都⼼臨海部において、移動⾃体が楽しく感じられるような多彩な交通サービスの導⼊を進めていくため、2017年度に⺠間事業者からの提案を募集し、9法人等の提案について順次具体的な検討を進めています。今回のオープントップバスはその提案の中の一つです。

車両は図のようなラッピングがされた2階席の屋根がないバスになるとのことです。高さ約3.5mから海や街並みを楽しむことができます。

運行ルートはパノラマコースときらめきコースの2ルートがあり、いずれも横浜駅(YCAT)が出発地となります。
パノラマコースは11時、13時、15時発の3便で、YCATを出発後、みなとみらい、横浜ベイブリッジ、山下公園を経由して大黒ふ頭を折り返してYCATに戻ってくるコースです。復路ではYCAT以外に2か所の降車場所が設定されています。所要時間は約80分です。
一方、きらめきコースは18時30分発の夜のコースで、YCAT、みなとみらい、横浜ベイブリッジを経由して、大黒町や首都高横羽線沿いの工場夜景を見ながらYCATに戻ってくるコースで所要時間は約60分となっています。

料金は2コースともに大人1人1,800円(小児・幼児900円、4歳未満乗車不可)、定員は各便42人、土日祝日のみ運行(雨天・荒天時は運休)とのことです。
横浜市では「ヨコハマ都心臨海部のまちを楽しむ多彩な交通」として、このほかロープウェイや高度化バスシステム、水上交通などが発表されています。今後も新たな交通手段の発表が期待されます。
コメント