ゲーム、スポーツ、Eコマースなどを手掛ける株式会社ディー・エヌ・エーは2021年4月30日、横浜・関内地区に新たに拠点を構える旨を発表しました。これは同社の本社移転に合わせてリリースされたものです。
■リリース
新拠点は関内新井ビルディング
同社のリリースによれば、横浜の新拠点は、2021年8月に関内新井ビルディングの5・6階部分に開設が予定されています。

同ビルはJR関内駅からは徒歩約3分、横浜市営地下鉄ブルーライン関内駅からは徒歩2分に立地するビルです。オフィス仲介業者の賃貸募集ページなどからは、1988年築、基準階床面積は約290坪程度となっています。
ビルの周辺には同社がライブビューイング施設の整備で参画する横浜市旧市庁舎や横浜DeNAベイスターズの本拠地である横浜スタジアムなどがあります。この点について同社は「スポーツやスマートシティを中心にさまざまな事業で神奈川に根ざして事業展開するために、横浜にも拠点を持つことになりました。」と記載しています。

横浜市側のリリースによれば、新拠点の開設にあたり、横浜市企業立地促進条例に基づく助成を申請中とのことです。
新本社はWeWork渋谷スクランブルスクエア内
ディー・エヌ・エーは、新拠点開設と同時に本社移転も予定しています。
現在は渋谷ヒカリエ内に本社を構えていますが、新型コロナウイルス感染拡大に伴ってリモートワーク化が加速。2021年3月時点での平均出社率は6%以下となっていることから、アフターコロナの働き方も見据えて本社移転に至ったとのことです。
移転先はWeWork渋谷スクランブルスクエア内の40階1フロアに加え、37,39,41階の一部です。同所を選んだ理由としては、オフィスの縮小・拡大が柔軟であることや、1フロア全体を借り切ることにより入退室制限などのセキュリティ確保が可能であることなどを挙げています。
横浜は産業がないと揶揄されることも多いですが、DeNAのように横浜の魅力に惹かれて立地する企業が増えてくるとうれしいですね。
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